日々のこと、感じたこと、考えたこと、私の周りにあるもの。
色々をとにかく文にする。

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余分な感情を [2009年03月31日(火)]
髪が大分伸びて、頭の上で団子が作れる。
ずっと憧れていたので嬉しい。
いつもすぐ切りたくなってしまうので。


昔の文章を、久しぶりに読み返す。
懐かしいようで、意外と他人行儀。
いつも通りの感想。


ただ、切羽詰ったような気持ちになることが、以前よりも少なくなった気がする。うまく感情と付き合う術を覚えたせいもあるが、ひとところに留まっているからだろうとも思う。

違う土地に放り出されたときの、心許ない気持ち。
それは単に引越しや旅だけではなく、
日常での動作一つで味わうことができると思う。


例えば歩道橋を歩いているとき下を見る。
例えば夕日が沈むとき窓を開ける。

少しずつの違いで心が動くのを、知っているけど忘れている。


心が動かないのは安定している。
余計なものがなくて。
でも少し寂しい。
文に書くことが減った気がする。

もう少し余計なことをしてもいいんじゃないか。

そんな焦燥感を、感じなくない。



Posted at 15:44 | | この記事のURL | Clip!!
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空気を伝う [2009年03月17日(火)]
冬の匂いがだんだんしなくなる。
空気の色が少しずつ濃度を増していくようだ。さまざまな生き物の息遣いなのか、この季節は何もかもが少しざわついている。
学校では合格発表があったそうだ。
日本中の家々で、喜びや励ましやねぎらいの言葉が、実際に口に出されたものから胸中に秘めたものまでひしめいているのだろう。
狂喜した者も落胆した者も、みな明日を始めなければならない。
決意にも似た密やかな興奮が、空気を伝い、変わらぬ日常を送る者の周囲をとりまく。

春はいつも胸の奥がうずうずする。
落ち着かない気持ちを抱えて外へ出ると、同じようにうずうずしている(ような)桜の木が立っている。
同志を見つけたような気分で、歩き始める。
Posted at 20:40 | | この記事のURL | Clip!!
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ココナッツサブレと牛乳 [2009年01月15日(木)]
ココナッツサブレは多くて食べ切れない。

昼食を蕎麦屋で済ませたあと、急に食べたくなって近所のスーパーで買ってきた。
仕方がないので周りの人に配る。
みんな口を揃えて懐かしい、と言う。

例えば、実家では必ずこれがおやつとしてストックされてたとか。
例えば、幼稚園時代の誕生日パーティではいつもこれが出たとか。

私はといえば、このスタンダードなお菓子を知ったのは、たしか大学に入ってからだったと思う。あまりの美味しさに、しばらくはまってしまってこればかり食べていた。
ココナッツサブレは牛乳によく合う。
温めたのは特に。
ホットミルクが好きな私としては、それは最適なおやつだったのだ。
深夜にホットミルクを飲んで悦に入るというひとり遊びに、実家を出たばかりの私は浸っていた。

一人暮らしを初めて、はや丸8年を迎えようとしている。
お正月実家に帰って家族と大いに飲み、ここでずっと過ごしていたころからずいぶん時間がたったな、と思う。また実家で暮らし始めても、家族だからすぐ馴染めるだろうけれど、ふとした瞬間に、きっと思うはずだ。
何でここに居るんだっけ、と。
最初は、実家でない場所で感じていた疑問。
月日は確実に流れるものだと、妙に感心する。


今日、会社のデスクで、低糖ヨーグルトが意外に甘くて美味しいのを発見する。
低糖なんて、実家に住んでいたころは考えなかった。
もうすぐ26になる一人暮らしの私は、しばらくこれにはまるだろう。

Posted at 21:31 | この記事のURL | Clip!!
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実用書とめぐり合う [2008年08月24日(日)]
夏満喫しないままもう秋になりそうな、涼しい日が続いている。
時間は歩みを止めず刻々と過ぎていっている様子。
久しく更新しないうちに、いつの間にかブログも進化して色んな機能がついている。使わないけど。

先日「新・東京の仕事場」(木内昇著)という本を買って、いま読んでいる。
この本2,400円もするので、買うかどうしようか半年くらい考えていた。何度も同じ本屋で中身を立ち読みしては悩み、「こんなに何度も足を運んで読んでいたら、もうこの本屋の本棚、自分の私物とかわらない…」と気付き、じゃあ買っちゃえ!ということで遂に手元に。でもよく考えたら2,400円なんて一回飲むより安いわけで…。そんなに悩むことなかったかなとも思う。
で、実際買ってみてどうかというと、2,400円出して買って良かった。
各分野で活躍中の方々の仕事場を見る&インタビュー、というそこまで珍しくない企画なのだけれど、文章も写真もすごくいいと思った。仕事したくなる。部屋片付けたくなる。料理したくなる(?)

何かをしたくなる、力が沸く、生きていくテンションが上がる、そんな本が私にとっての「実用書」だ。それを見つけることは、暮らしの中で必要不可欠な出会いだと思う。
いまのところ沸いた力をどこに向かって使えば良いのか分からずにもてあますことも多いけれど、まあこれからゆっくり考えていこう。





Posted at 11:48 | この記事のURL | Clip!!
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ふいに夏 [2008年07月03日(木)]
気がつくと夜。
車の音が少しくぐもって聞こえる。
今日の気候は私好み。私好みとはすなわち、湿気を含んだ涼しめの夏の日。
実家にいるときを思い出すので、なんとなく懐かしい気持ちがする。
家を離れてしばらくたつが、体は覚えているものだ。
こういう日は時間の流れがゆったりしているように感じられるが、油断してゆっくり過ごしていると時の流れはふいに早回しになる。

ああ、素麺をゆでて、窓を開け放して、テレビを見ながらビールを飲みたい・・・。
夏はこれからだ。

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切り替え地点 [2008年05月15日(木)]
何日か続いた雨が急に止んで、いきなりからっと晴れた。
気持ちいい、というよりは拍子抜けしたような気分。
今朝、起きたら毛布だけしかかぶっていなくて、その上にかぶっていたかけ布団だけを蹴っ飛ばすという、器用なことをやらかしていた。
そのせいか、久々にはいた高いヒールのせいなのか分からないが、今日は少し低調子。目の前にやらなければいけない仕事は山のようにあるが、手につかないで、次の仕事のことを考えていたりする。
少し切り替えなければ、今日の天気みたいに。

とりあえず、靴の中敷を取り替えよう。
磨り減ってきて、前につんのめってしまうのだ。
危ないから、歩くとき。


Posted at 11:12 | この記事のURL | Clip!!
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ふいに訪れる [2008年05月08日(木)]
東京は連休最後の日から晴れ。日差しが、もう夏のようだ。
連休明けの机は各地のお土産が山と積み上げられ、最初はみんなの机に同じように配られていたお土産が、各々の好きな順番で片付けられていくのがおかしい。
たとえば私が昨日食べた饅頭が、別の人の机には包装紙にくるまれたまま、まだ残っているとか。

明日取材を控えて、私は少し緊張気味。はじめての人に会うときは、興奮してなんだか笑ってしまう。
私には、緊張したり気が昂ぶったりすると笑ってしまうくせがある。
緊張しいなので、人前でしゃべるときは必要以上に勇気が要るのだが、このくせのおかげで、緊張しているようにあんまり見えないよ、とよく言われる。でも付き合いが長くなると容易にばれる。

このくせはいつからなのか、もう思い出せない。
中学のころは、もう緊張していた。小学校はどうだったか。緊張しいなくせに、目立ちたがり立った私は、立候補はしないが何かの代表になって発表するなんていう機会は好きだった。くせはそのせいかもしれない。
あのころを思うとなつかしい。
傲慢で、傷つきやすく、いまよりずっと素直だった。

なつかしいという気持ちは、日々のなかでふいに訪れる。

「10年前が思い出せるようになったら、年をとったなあと思う」
そんな風なことを高校のとき友達とよく言いあったが、きっとこれから、10年前のことは遠すぎて、思い出せなくなる時期がくるんじゃないだろうか。
そうなったら、ふいに訪れる郷愁に、今以上に胸を締めつけられるようになるんだろうか。


Posted at 14:22 | | この記事のURL | Clip!!
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何かが始まる、そのすこし前 [2008年03月12日(水)]
靴を線路に落として遅刻した。
そんな風にはじまった一日。

最近ほんとうにあたたかい。ちょっと前まですごく寒かったはずの私の部屋は、もう帰ってきてすぐ服を着替えて毛布にくるまらなくても、大丈夫になってきている。
また、こころもとない春がやってくる。

今日の昼休みにコーヒーショップのテラス(あたたかかったから)で遅い昼食をとっていたら、隣には就職活動中の学生が、先刻の面接の様子やいまの周囲の状況を報告し合っていた。

何かが始まる、そのすこし前の匂い。春のはじまりはそんな空気に満ちている。
春の訪れを単純に嬉しいと思ったことがあったか、思い出せないが、ここ数年はずっと寂しい気持ちになる。春が苦手だと思ったことはないが、いつも心の置き所がないような気がする。
この気持ちはいつかなくなるのだろうか。
それはそれで寂しい気がする。
きっといまの私には、必要な気持ちなのだろう。

Posted at 14:27 | | この記事のURL | Clip!!
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一時の肯定で [2008年02月28日(木)]
最近晴れている日が多いが、風は冷たい。
千葉では風速25mを記録したそうで、ニュースでは体を寄せ合って風に耐える歩行者の姿が映し出されていた。
そんな日は家で熱いお茶でも飲んでのんびり過ごしたいがそうもいかない。
買ったパンを会社のデスクでコーヒーと一緒に飲み込む。
うちの会社のいいところはコーヒーが飲み放題なところ。

ブラックのコーヒーを飲みながら原稿を書くのは、私が出版という職業に就いて経験するなかでもっとも好きな仕事だ。
取材や撮影の立会いより何より、資料が手元にすべて揃って、さあ書くぞとコップ片手にデスクに向かっている間がいい。
そう言えば昔から飲み物を傍らにレポートを書くのが好きだった。
(飲み物の存在が重要だ。飽きっぽい私は、飲み物がないと手持ち無沙汰ですぐに席を立ってしまう。)

資料に目を通しながらキーを打っているとき、この仕事に就いてよかったと思う。

でもまあ、そのあと書き上げた原稿を提出して駄目出しされて、くそ、と舌打ちしたあと、やっぱり向いてないんじゃ…と落ち込むことも同じくらいあるけど。

でもたとえ一時でも肯定できる喜びがあるというのは重要なことだ。


200708121834000.jpg

地下にある撮影所にこもっていたため(何か必要以上にかっこよく聞こえるフレーズだ)、今日は夕焼けを見逃した。
これは別の日の空。
昨日、人差し指の付け根を紙で薄く切ってしまい、今日、指輪をはめたら痛かった。明日には治ってるといい。

Posted at 22:53 | この記事のURL | Clip!!
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風邪と毛布 [2008年02月01日(金)]
マスクをしていると考えが内にこもる。
それだけでなく外からの情報もうまく入らなくなる。
それがちょっと快感だが、すこし寂しいときもある。
そんなここ最近。そう、すこし風邪気味。

あったかくして眠らなきゃと、ゆずホット(濃縮還元のゆずジュースをお湯で割る)をつくって薬を飲んで首にタオルを巻いて腰に簡易湯たんぽ(電子レンジであたためるやつ)をあてて、ベッドに横になる。
毛布を首までかけ、しんと冷えた部屋のなかで、ああ、私、実家を出て長いことたつんだなあと実感する、風邪の引き始め。
Posted at 15:19 | この記事のURL | Clip!!
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