最近晴れている日が多いが、風は冷たい。
千葉では風速25mを記録したそうで、ニュースでは体を寄せ合って風に耐える歩行者の姿が映し出されていた。
そんな日は家で熱いお茶でも飲んでのんびり過ごしたいがそうもいかない。
買ったパンを会社のデスクでコーヒーと一緒に飲み込む。
うちの会社のいいところはコーヒーが飲み放題なところ。
ブラックのコーヒーを飲みながら原稿を書くのは、私が出版という職業に就いて経験するなかでもっとも好きな仕事だ。
取材や撮影の立会いより何より、資料が手元にすべて揃って、さあ書くぞとコップ片手にデスクに向かっている間がいい。
そう言えば昔から飲み物を傍らにレポートを書くのが好きだった。
(飲み物の存在が重要だ。飽きっぽい私は、飲み物がないと手持ち無沙汰ですぐに席を立ってしまう。)
資料に目を通しながらキーを打っているとき、この仕事に就いてよかったと思う。
でもまあ、そのあと書き上げた原稿を提出して駄目出しされて、くそ、と舌打ちしたあと、やっぱり向いてないんじゃ…と落ち込むことも同じくらいあるけど。
でもたとえ一時でも肯定できる喜びがあるというのは重要なことだ。
地下にある撮影所にこもっていたため(何か必要以上にかっこよく聞こえるフレーズだ)、今日は夕焼けを見逃した。
これは別の日の空。
昨日、人差し指の付け根を紙で薄く切ってしまい、今日、指輪をはめたら痛かった。明日には治ってるといい。